ダービー

血統論をそのうち書きたいのだがまあ、それはおいおい。

遺伝学的には、父から1/2、母父から1/4の遺伝子を期待値として受け継ぐ。
実際は母の遺伝子は確定しているので、兄弟から推測することはある程度可能。

その意味でもやはり基本的には父が大事である。
今回の出走馬中、ダービー馬の父となった経験のある種牡馬は、
タキオン、ディープ、ブライアンズタイム、ステゴ
上記以外で自身がダービー馬は、
キンカメ、ジャンポケ、サムソン
上記以外で産駒が2400mlを勝ったことがある種牡馬
グラスワンダー

アクションスター:タキオンx49er
49erからも、母からも2400という配合ではない。
成績も平凡

アポロソニック:Big Brownxpure prize
血統的には、「わからない」
父はケンタッキーダービー勝ち馬なので距離は持つかもしれない。
NDの多重クロス、父にダマスカスのクロスなど、かなり濃縮されたイメージのある血統。
自身も近走2200、2400で結果を出しており、一発は怖い。

エピファネイア:ボリクリxスペ
血統的にはこない。
ボリクリ産駒に芝2000以上のG1勝ち馬なく、東京マイルの鬼。
NHKマイルに出たら鉄板の◎だったが。
母は基本マイラーだったがスペはフィリーズサイヤーぽく、
母のイメージよりは距離がもつかも。

キズナ:ディープx嵐猫
血統からは、要注意。
父は自身のイメージよりは短距離向きなイメージで、
その最大の理由は嵐猫とニックスといってもよいほど、
良好な成績を上げているからかもしれない。
距離不安はあるが、切り捨てられない。

クラウンレガーロ:グラスxエンド
父はダービー馬はいないものの今年のオークスの母父、JC勝ち馬もいる。
母父からは距離不安あり、成績からも2000までしか走っていないことから基本は切り。

ケイアイチョウサン:ステゴxボリクリ
母父ボリクリはまだ傾向がよくわからない。
血統的にはステゴなので捨てにくいがまずは出走できるか

コディーノ:キンカメxSS
母はマイルくらいまでだった印象。
安定感はあるが勝ちきれるかどうか。
血統的には要注意。

サムソンズプライド:サムソンxエルコン
血統だけいえばもっともダービーに近いかもしれない。
エルコンの肝は牝馬クロスなので、この馬のサドラークロスはそこを強調する意味で好印象。
母系にはダイナカールがいて筋が通っている。
切れる脚を、隔世遺伝でダンシングやSSから受け継げばあるいは・・・。