血統論雑記2

なぜC/T型の話を長々としたのかは、2つの理由がある。
ひとつは、この型そのものが馬の能力に直接的に影響があること。
もうひとつは、似たような形で産駒に能力を伝える遺伝子がほかにもある可能性があること。
ミオスタチンが筋肉量を調節する遺伝子であることは馬だけの話ではない。
そもそもそうであるからこそ馬で調べてみた、というのが本来の流れであろう。
イントロンの変異がなぜ影響するのかは不思議ではあるが・・・。
もうひとつ、筋肉量が少ないほうが長距離適正がある、というのもよくわからない理屈で、
普通であれば速筋と遅筋との関係になるのだが。