http://www.b-t-c.or.jp/btc_p300/btcn/btcn89/btcn089-05.pdf

遺伝子で馬の能力を語るためには、まず、ここから入らねばならないのでこの話をもう少し掘り下げる。
「ミオスタチン遺伝子の第一イントロンにある「g.66493737C/T」というDNA 多型が原因となっています。
これは、18 番染色体の先端から数えて66,493,737 番目のDNA に「C(シトシン)」と「T(チミン)」のDNA多型が存在することを意味しています。
そして、この「C」と「T」の組み合わせにより、集団中に、上記の3 種類のタイプが遺伝的な違いとして存在します。」
上記より引用。
さて、上記引用文献には気になる書き方がされているところがある。
ので、natureの原本を見たかったのだが、freeじゃないので見えなかった…。
それは、nearcticがC/Cであった、と示していることだ。
C/C型であるかどうかは、両親からCを1本ずつ受け継いでいるかどうか、で決まる。
したがって、nearcticがC/Cであったとしても、牝馬側がT/Tであれば、その子供は必ずT/Cになる。